誓いのスプーン製作
現在、ブリスでは株式会社 富建様よりお仕事を頂いております。
どんなお仕事かというと、ファーストバイト用の誓いのスプーン製作です。
ファーストバイト?誓いのスプーン??と思われる方もいるのではないかと思います。
私も親戚の結婚式で見るまでその存在を知りませんでした。
ファーストバイトとは、ケーキカットの後で新郎新婦がお互いにケーキを食べさせあうことです。
新郎から新婦への意味は、
”「一生食べるものに困らせません」”
新婦から新郎への意味は、
”「一生美味しいものを作ります」”
木のスプーンであることにも意味があって、新居のキッチンに飾っておくと料理が上手になり、幸せな結婚生活を約束してくれるといわれているそうです。
食べさせあう新郎新婦も、それを見ている列席者たちもみんな笑顔でした。新婦から新郎へのときにスプーンごとぐいぐいやられているところなんか最高のシャッターチャンスだったと思います。
ケーキ入刀みたいにこれからどんどん一般的になっていくのだろうなあと思いました。
初めて見たときは面白いからやるのだろうかぐらいにしか思っていませんでしたが、意味を知った今となってはあの誓いのスプーンは幸せのお手伝いというかっこいい仕事をしていたのだなあと感じました。
ブリスでは、スプーンの形になった木を削って、形を整える作業を行っています。
サンダーという、紙やすりを底面に装着して、モーターの力で細かく振動させることで、木材などを効率よく研磨することができる電動工具でスプーンをやすっていきます。
ある程度きれいになったら今度は手でもやすっていきます。
ひっくり返して裏のへこんでいる方もやすっていきます。
地道な作業ですが、みんな頑張っています。
この仕事でひとりでも多くの人の笑顔を見れたらいいなあと願っています。